この記事を書いた人:パピ
「北海道の夏は涼しくていいですね」と言われます。たしかに本州よりは涼しいのですが、住んでいる感覚は少し違います。わが家にはエアコンが3台あります。

エアコンは3台。冷房はマストです
- リビング用(最初から)
- 寝室用(最初から)
- 書斎(仕事部屋)用(今年つけました。換気で子供部屋のほうにも空気を回しているので、この1台で足りています)
昔の北海道の家にはエアコンがありませんでした。いまは冷房はマストです。
北海道は、暑さへの備えが極端にありません。建物も、人も、暑さを前提にしていません。だから30度を超えると、本州の同じ気温よりこたえます。
ここ数年で、明らかに変わりました
暑い日は34度まで上がります。昔と比べると、平均で5度くらい上がったという実感です。
ただ、今年の夏は寒い年でした。そのおかげで玉ねぎやじゃがいもが豊作で、これはこれで北海道らしい年でした。20年ほど前は毎年こうだったな、と久しぶりに思い出しました。
本州の暑さとは、質が違います
出張でいろいろな都道府県に行きますし、旅行でも行きます。そこで毎回思うのが湿度です。
気温の数字が同じでも、感じ方がまったく違います。単純な暑さ以上に、不快感のような暑さがある。北海道の夏は、そこが決定的に違います。日陰に入れば涼しいですし、夜は下がります。
道外の方が驚くこと
花がきれいです

夏は短いのですが、ラベンダーをはじめ、花がとてもきれいです。そして土地が広いので、行ける場所がいくらでもあります。夏に来る方が多いのは、このあたりが理由です。
ヒグマがいます
驚かれるのがこれです。本州のツキノワグマとは大きさが違います。山に入るときの心構えが、そもそも違います。
虫が小さいです
虫の種類も違いますし、全般に小さいです。寒くてすぐ死んでしまうからです。本州のセミやゴキブリのサイズに驚くのは、むしろ北海道の人間のほうです。
海水浴にも花見にも、コンロを持っていきます
ここがいちばん北海道らしいところです。
海水浴に行かないわけではないのですが、北海道の人は海水浴にバーベキューコンロを持っていきます。そして花見にもコンロを持っていきます。桜の下で肉を焼くのが北海道流です。
よく勘違いされること
「ジンギスカン鍋を持っていって、外でジンギスカンをやっているんでしょう」と言われるのですが、これは違います。
外で使うのは基本的に焼肉の網です。そこでラム肉を焼くことはありますし、ラム肉は比較的みんな好きです。ただ、あの丸いジンギスカン鍋を外に持ち出すことは、あまりないというのが実感です。
まとめ
- エアコンは3台。冷房はもうマストです
- 暑い日は34度。昔より平均で5度ほど上がりました
- 本州との差は気温より湿度。日陰と夜が涼しいのが北海道の夏
- 花、広い土地、ヒグマ、小さい虫
- 海水浴にも花見にもコンロ。ただしジンギスカン鍋ではなく焼肉の網
短い夏を、みんな全力で外で過ごします。来られる方は、7月から8月のあいだをおすすめします。


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