この記事を書いた人:パピ
道外の方と話していると、こちらが当たり前だと思っていることが当たり前ではないと気づかされます。冬タイヤをいつ替えるか、雪をどうするか、家をどう暖めるか。北海道に住んでいるとひとつずつ考えなくてもやっていることを、あらためて書き出してみました。

冬タイヤは11月に替える
わが家は10月下旬に替えます。雪が降ってから替えるのでは遅いので、初雪の予報が出る前に済ませます。11月に入るとタイヤ屋さんが混みはじめるので、早い人ほど10月のうちに動きます。
スタッドレスは何年もつか
- 自家用車:3年ほど
- 仕事の車:2年
わが家はかなり走るほうです。仕事の車は2年で必ず買い替えています。ゴムが硬くなると効かなくなるので、溝が残っていても年数で替えます。ここをけちると、そのぶんが命に関わります。
除雪。これがいちばん大変でした
以前は一戸建てに住んでいて、中古で買った家でした。冬は除雪機を使って自分で除雪をしていたのですが、これがものすごく大変でした。
朝、出かける前に家の前を空ける。日中降ればまた夕方に空ける。降り続く日は、それを何日も繰り返します。
いまはその家を売って、マンションに住んでいます。除雪の負担がなくなったことは、想像していたよりずっと大きいです。北海道で家を選ぶとき、間取りや価格と同じくらい「雪をどうするか」を見たほうがいいと、住んでみて思いました。

暖房費は、家の形でこれだけ変わる
- 一戸建てのころ(灯油):ひと冬で十数万円。少し大きめの家だったので、灯油だけでこれだけかかりました
- いまのマンション(都市ガス):体感でひと冬2〜3万円ほど。電気とまとめて請求されるので正確な内訳は出せないのですが、灯油のころとは比べものになりません
同じ北海道の冬でも、建物が変わるとここまで違います。マンションは上下左右に部屋があるぶん、熱が逃げません。
北海道の人は、こたつを使いません
意外に思われるのですが、こたつのある家はあまり見かけません。理由は単純で、家の中がものすごく暖かいからです。
冬でも家の中では半袖半ズボン。暖房を効かせた部屋でアイスクリームを食べる、というのは有名な話かもしれませんが、本当にやっています。外はマイナスなので、その落差が気持ちいいからです。
エンジンスターターは、北海道の装着率が高いです
これは意外と知られていないかもしれません。北海道の車はエンジンスターターを付けている率が高いです。
夏は、暑くなった車内を先に冷やしておけるので便利です。ただ、本領を発揮するのは冬です。
日中に溶けて、夜に凍る日があります。この日の翌朝が厄介で、フロントガラスに氷がこびりついて、スクレーパーでこすってもなかなか取れません。ここで朝のうちにスターターを入れておくと、車が暖まって氷が緩み、雪下ろしがすっとできるようになります。
雪国の方なら知っているのかもしれませんが、北海道は特に装着率が高いです。
まとめ
並べてみると、北海道の冬支度はほとんどが「先に手を打っておく」ことでできています。タイヤは雪が降る前に。除雪は朝のうちに。氷はスターターで先に緩めておく。降ってから慌てると、どれも間に合いません。
これから北海道に住む方や、冬に長く滞在する方の参考になれば。

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