この記事を書いた人:パピ
2022年7月下旬、南富良野のかなやま湖畔キャンプ場に、いつもの大所帯で2泊してきました。この年は「かなやま湖湖水まつり」の花火が3年ぶりに復活した年。キャンプ場の芝生に座ったまま、湖面に映る花火を見上げた夜のことは、わが家のキャンプの記憶の中でもいちばん上のほうに残っています。
この旅のポイント3つ
- 花火はキャンプ場の中から見える。テントの前に椅子を出して、そのまま見上げられる
- 弟の家族、会社の仲間の家族、友人の家族。毎年7月下旬に同じ湖で集まる、わが家の恒例行事
- むすめは花火の途中で椅子に突っ伏して寝落ち。焚き火と星と、大人の長い夜
かなやま湖畔キャンプ場ってどんなところ

かなやま湖は、富良野から南へ車で1時間ほどの南富良野町にある人造湖です。湖畔がそのまま広い芝生のキャンプ場になっていて、区画のないフリーサイトに好きな場所でテントを張れます。7月はちょうど湖のそばのラベンダーが見ごろで、朝はテントを出た瞬間に紫の花と湖が目に入ります。

湖ではカヌーやカヤックを浮かべて遊べます。わが家はゴムボートタイプのカヤックを持ち込んで、むすめを真ん中に乗せて漕ぎ出すのが定番でした。湖面は驚くほど静かで、山の緑がそのまま水に映ります。
毎年7月下旬、同じ湖に集まる大所帯

この頃はキャンプがはやっていたこともあって、数年のあいだ毎年、7月の終わりにかなやま湖へ行っていました。メンバーは弟の家族、会社の仲間の家族、そして友人とその家族。テントが5つも6つも並ぶ、ちょっとした集落のような規模になります。
もうひとつの楽しみが、後輩の家族との合流でした。後輩の家族は子どもが小さい頃からずっと毎年かなやま湖に来ているグループで、同じ時期に同じ湖にいるので、夜にふらっと訪ねて小一時間ほどお酒を飲んで帰ってくる。そういう緩いつながりが、毎年ここに来る理由のひとつになっていました。
2泊か3泊まとめて泊まるのですが、そのうちの1泊は必ず、わたしが泥酔するくらい飲む夜になります。ママは呆れながら翌朝のコーヒーを多めに入れてくれます。
昼はスラックライン、夜は焚き火
子どもたちに人気だったのが、木と木のあいだに張ったスラックラインです。幅5cmほどのベルトの上を、最初は大人に手を引かれて、そのうち一人でふらふらと渡れるようになる。むすめもほかの子たちと一緒に、何度落ちても飽きずに登っていました。

ごはんの計画はママの担当です。大人数なので、鉄板で焼く日と大鍋で煮る日を分けて、材料は札幌で買って積んで行きます。この日はキムチのもつ鍋。夜は思ったより冷えたので、体の温まる鍋は大正解でした。火の周りに椅子を寄せて、できたものから順に取り分ける。この距離感がキャンプのいちばん好きなところです。

写真を見て「これ、焚き火台じゃないのでは」と思った方、正解です。この年は大人数だったので、コストコで買った大きなバーベキューコンロを持ち込んで、そこに薪をそのまま放り込んで焚き火にしていました。普段のわが家の焚き火はスノーピークの焚火台です。

街の光がほとんど届かないので、星がとにかく多い。焚き火の火が小さくなった頃に空を見上げると、天の川がはっきり分かります。この年は月が山の向こうから昇ってくるところも見えて、子どもたちと一緒にしばらく黙って眺めていました。
3年ぶりの湖水まつり、湖面に映る花火

かなやま湖湖水まつりは、毎年7月下旬に湖畔で開かれるお祭りで、締めくくりに湖の上から花火が上がります。2022年は3年ぶりの開催でした。前の2年は花火がなかったので、この年は大人も子どもも、いつも以上に花火を待っていました。
花火の打ち上げ場所はキャンプ場のすぐそば。テントの前に椅子を出して座ったまま、真上に開く花火を見上げられます。そして湖に近い場所からは、花火が湖面に映って二重に見える。湖を横切るナイアガラの仕掛け花火が水面に映ったときは、まわりのテントからも歓声が上がっていました。


この夜のいちばんの思い出は、むすめの寝落ちです。花火が始まった頃は椅子の上で跳ねていたのに、後半になると芝生に膝をついて、椅子の座面に上半身をつぶすようにもたれて、そのまま力尽きて寝てしまいました。花火の音の中で寝られるのがすごい。写真は撮り損ねましたが、あの格好は今でも家族の語り草です。
ちなみにこの年、チョコは連れて行っていません。花火の音が苦手な犬は多いので、もし連れて行くなら、音から離れられる場所を先に考えておく必要がありそうです。
わが家のキャンプ道具はスノーピークで固めています

わが家のキャンプ道具はほとんどがスノーピークです。大人数で行くときに特に頼りになるのが、大型のシェルター「ランドロック」と、大きなタープ「ランドステーション」。どちらも重くてかさばりますが、雨でも風でも中で全員がごはんを食べられる安心感があります。焚き火も、普段はスノーピークの「焚火台」です。
スノーピークの道具は正直、重いし高い。それでも毎年使い続けているのは、キャンプの「質」が安定するからです。設営の手順が体に入っているので、どの年も同じ時間で同じ空間ができあがる。大人数で行くほど、この安定感が効いてきます。
もうひとつ、スノーピークには累計の購入金額でランクが上がるポイント制度があります。わが家はある程度買い続けた結果、上のランクになっていて、毎年、シェラカップやマグのような数千円相当のギフトが届きます。これが地味にうれしくて、「今年もキャンプ行くか」というモチベーションにつながっています。
大人数キャンプの持ち物メモ
- 大型シェルターかタープ:雨の日の食事場所を確保する。全員が入れるサイズを
- 焚き火台と薪:薪は現地でも買えるが、大人数なら多めに。薪代は毎回いちばんかさむ
- 大鍋と鉄板:日ごとに「煮る日」「焼く日」を分けると材料の管理が楽
- クーラーボックス2つ:飲み物用と食材用を分けると、開け閉めで冷気が逃げにくい
- スラックライン:子どもが何時間でも遊ぶ。木を傷めないように保護材も
- カヤックとライフジャケット:子ども用のサイズを忘れずに
- 防寒着:7月でも夜は冷える。長袖とブランケットは必須
- 虫よけと日焼け止め:湖畔は日差しが強く、夕方は虫が出る
まとめ
キャンプ場に座ったまま見上げる花火は、会場に出かけて見る花火とは別のものでした。焚き火の残りの火と、湖面に映る光と、隣で寝落ちしているむすめ。あの夜のことを思い出すたびに、また7月の終わりにあの湖に行きたくなります。
この旅の基本情報
- 時期:2022年7月下旬
- 場所:かなやま湖畔キャンプ場(北海道南富良野町)
- 日程:2泊。弟の家族、会社の仲間の家族、友人の家族と一緒に
- 花火:かなやま湖湖水まつり。毎年7月下旬の土曜に開催。2022年は3年ぶりの開催で約2,000発
- チョコ:同行なし
- メモ:まつりの日はキャンプ場が混むので、早めの到着と場所取りを


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